社員インタビューInterview

作業支援スタッフ/早川 さゆり

2012年中途入社

早川 さゆり

作業支援スタッフ

未経験入社から11年。今では「第二の家」という感覚です

前職の受付の仕事では、お子さんから高齢者の方まで幅広く接客をしていたので、障がい者の方と接する機会はほとんどありませんでした。なので最初は不安がありましたが、面接時や2週間の体験実習の時に感じた職場のあたたかい雰囲気は「ここなら続けられそう!」と思えましたね。
それから結局、居心地が良すぎてもう11年もいます。これだけ長く続けていると職場も自分の家のような感覚があり、どっちが家だかわからなくなります(笑)。良いことも大変なこともありましたが、それを一緒に過ごしてきた利用者さんは、本当に「家族」だなとつくづく思います。

一緒に作業をして、一緒に成長していくお仕事です

私が現在いる事業所では、利用者さんとコーヒーを作る作業をしています。作業としては生豆の状態での選別からスタート。2〜3回焙煎をして美味しいコーヒー豆に仕上げていきます。こういった作業が難しい利用者さんにはコーヒー豆を販売する際の注文書の作成やカードの色塗りなど、それぞれができる作業を担当してもらっています。できなかったことがちょっとずつできるようになるなど、利用者さんの成長を間近で見られるのは嬉しいことですね。
また、毎月第3土曜日には、事業所ごとにさまざまなイベントをおこなっています。例えば季節のイベントとしてクリスマスパーティを開催したり、電車を使って外食に出かけたり。何年も利用者さんと関わっていると、言葉を発さなくてもちょっとした動きを見て「これからどんな行動をしようとしているのか」という部分が自然とわかってくるのもこのお仕事ならではの面白さですね。

自分を必要としてくれることが、本当に嬉しい

ここまで勤続できている理由として一番大きいのは、やはり利用者さんとの関係性。
例えば産休・育休でお休みをいただいていたとき。久しぶりに事業所に戻ってくると私の顔を見るなり「久しぶりだね!」「会いたかったよ!」と声をかけてくれたんです。自分のことを待っていてくれたんだと実感できたときは本当に嬉しかったですし、この仕事をやっていてよかったと心から思いました。長く続けていると、本当に家族のような信頼関係ができますし、私自身も利用者さんからたくさん元気をもらっています。

利用者さんの目標=自分の目標と思える方に来てほしい

作業支援スタッフは、利用者さんの目標に寄り添い、一緒にコツコツと頑張っていくお仕事です。それは短期間で実現できるものだけではないので、長期的な目で見て「継続」することをサポートしなくてはいけません。自分自身の目標達成ではないので、大変なこともあるかもしれませんが、続けていれば必ず「この仕事をやっていてよかった」と思う瞬間はくるはずです。利用者さんやそのご家族の気持ちをきちんと汲み取り、自分から積極的に行動できる方にぜひ来てほしいなと思います。
2週間の体験実習は皆さん口を揃えて「楽しかった!」と言ってくれているので、まずは事業所の雰囲気などを体感しに来ていただければと思います!

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